今日はミニカー日和。。。

のほほんと続けていけたらいいな~♪

Brabham BT19 Belgium GP 1967

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1967年のF1世界選手権コンストラクターズとドライバーズの両タイトルを獲得したブラバムですが、この年の優勝争いの相手はフォード・コスワースDFVを載せたロータスと全盛期のジム・クラークの組み合わせでした。
マシンの作りも革新のロータスにたいして堅実保守のブラバムといったお互いに好対照な関係で、レーシングカーの開発、販売の上でもライバル関係の両社だっただけにブラバム陣営のよろこびもひとしおだったでしょう。
同郷のオーストラリアのレプコ製エンジンを載せたBT19ですが、エンジンよりも車体が勝ったハンドリングマシンだったみたいです

今回のモデルはスパーク製の1/43ミニカーになります。
自分の持ってる葉巻型はこれ1台しかありませんが、最初はスパーク側のデカール貼り忘れかと思ってました。
でも当時のフォーミュラー・カーにはシートベルトが装着されていないのが普通でした。
1968年途中からのマシンへの装着義務化のあとも締め付け感を嫌ってレース時はシートベルトの着用を拒むドライバーもいました。


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1967年のベルギーGPは当時高速サーキットで有名なスパ・フランコルシャンで開催されました。
予選の結果ですがポールポジションをとったのはロータスジム・クラークでした。
非力なレプコ製のエンジンを搭載したブラバム勢は、御大ジャック・ブラバムのNo.25が今レースが初登場ですが最初から新規定の3ℓエンジンに合わせて空力面で改良設計された新型BT24で7位。
デニス・ハルムが乗るNo.26を付けた前年の優勝マシンBT19は14位でした(旧規定の1.5ℓエンジンの搭載を前提として設計されましたが、最初から3ℓエンジンを載せて登場しました)。
決勝レースは28周395.36kmで行われ、No.25、26の両車は15周と14周で共にエンジン故障によりリタイアとなりました。
優勝は予選2番手につけていたイーグルのダン・ガーニーで、今回がアメリカ人によるアメリカ車でのF1初勝利でもありました。
ロータスジム・クラークは11周にわたり1位を独走していましたが、プラグ交換からピットインをよぎなくされ、首位から1周遅れの6位でレースを終えています。

今回のミニカーですがフィギュアがカッコいいので気に入ってます。
ドライバーのデニス・ハルムですが当時の画像を見たところけっこう渋い風貌をしていました。
愛称が"デニー・ザ・ベア”というのもうなずけますね。
1967年のF1チャンピオンです。
1992年にレース中に死亡しましたが享年56歳でした。



David Coulthard drives Jim Clark's Lotus 25
☝天才クラークはスパのコースが大嫌いでしたが、それでも62年から65年までロータスに乗って4連勝を飾っています。
1.5ℓエンジン搭載のロータス25ですが美しいですね。。。


☟苦労人でそうとうにフランクな人柄だったみたいですね。

Being Jack: Brabham track test