今日はミニカー日和。。。

のほほんと続けていけたらいいな~♪

Brumos Porsche 

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白に赤と青のストライプが入ったブルモスカラーのポルシェといえばカレラRSRや935などが先ずはあげられますが、昨年になって最新の911RSRもそれに加わりました。
IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップのGTLMクラスに参戦するポルシェGTチームの911号車と912号車からなる2台のワークスマシーンです。
今回のは2019年のル・マン24時間耐久レースにポルシェのGT部門の“北米チーム”として参戦した911号車あらためて93号車になります。

モデルは1/43スパーク製のミニカーです。

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ブルモス・レーシングといえばピーター・グレッグとハーレー・ヘイウッドによって創設されたフロリダはジャクソンビルのポルシェ・ディーラーが母体になってのチームですが’71年にデビュー。それ以降の活躍といえば彼の地においては’09年のデイトナ24時間耐久レースの勝利まで枚挙に暇がないほどの伝説的な存在と言えます。
そんな同チームに敬意を表して、今回の復刻カラーは特徴な赤と青のストライプがチームを代表する“59”の数字で形作られてます。

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93号車ということでは3番手扱いのカーナンバーにも見えますが、この年のセブリング12時間の勝者である911号車のパトリック・ピレとニック・タディのコンビに何時もは912号車のアール・バンバーも加入しての豪華メンバーになります。バンバーは1990年生まれのニュージーランド出身ですが2015年と2017年にLMP1クラスでポルシェ919ハイブリッドに乗ってル・マン24時間耐久レースでの総合優勝も記憶に新しいところですね。

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そんなIMSAチームの2台ですがここにきて今年のル・マンへの参加は見送られた模様です。理由としてコロナ危機の影響でアメリカからフランスへの移動が不安視されたとか。。。そんな中でアール・バンバーもニュージーランドの父親の農場に現在は避難中ですが、最近のsportscar365のインタビュー記事の中では過去の愛車を問われた際に名機1JZ-GTEにエンジンを載せ替えた1979年式のトヨタ・コロナと答えていたのは印象的でしたね。


How Brumos Endures - A Short Film
動画ですけどブルモス・レーシングは2013年をもって長年のレース活動に終止符を打ちました。2011年にもドライバーにキーンを擁して911GT3でグランド-AMロレックス・スポーツカーシリーズGTクラスでの優勝であったり、最後まで伝統のカラーリングと“59”を貫いた同チーム。歴代のマシンは現在、フロリダ州ジャクソンビルのブルモスコレクションで見学することができます。


The Brumos Collection (New Location) 2020 (Porsche and Racing History)